夜尿症 アラーム療法 効果あり。おむつを卒業するまでにやったこと【ブログ】
目次
夜尿症 原因は?
夜間の尿量をコントロールするのに重要なのが「抗利尿ホルモン」です。
これは、脳から分泌されるホルモンで、昼間少なく夜になると多く分泌されます。そのため、夜につくられる尿量は昼間につくられる尿量よりも少なくなります。
抗利尿ホルモンの分泌のリズムは、通常、成長とともに整ってきますが、夜尿症の子どもの中には、昼間は普通の子どもと同じなのに、夜だけ抗利尿ホルモンのでかたが悪く、夜間の尿量が多くなっていることがあります。
夜間の膀胱機能は子どもの成長とともに発達していき、夜間は昼間の1回の尿量の1.5~2.0倍はためられるように。
一般的には、5歳くらいになると夜間トイレに一度も行かなくてもいいくらいおしっこをためられるようになりますが、中には膀胱の機能が未発達で、膀胱がおしっこをためられる容量が小さいことがあります。
膀胱や腎臓の異常が原因である場合があります。昼間もパンツが濡れること(昼間遺尿症)がある場合は、夜尿だけの子どもに比べて、器質的異常が多いことが知られています。
その他に、睡眠障害やストレスが原因となる場合も。
夜尿の頻度 【病院へ行く前】と対策
夜尿の頻度ですが、うちの子は「週5」 でしてたかなって感じです。
夜尿しない日の方がめずらしい。
もう年長の冬。大丈夫?
さすがに心配になってきて、ネットで調べまくりました。
怒っちゃダメ。トイレのために決まった時間に起こしちゃダメ。などなど。
怒るも起こすもしてないけど、おねしょが収まる気配なし。
本人に悪気ないし、体のことだからしょうがない。
基本オムツが受け止めてくれてたから、運悪くオムツから漏れたときしかふとんは汚さなかったし。
対策として汚れてもいいふとん、防水シーツ敷いて準備万端、おねしょどんとこい!
とは言え、この先治るのか心配でした。
ちなみにオヤスミマンだけでは容量が足りなかったので、オヤスミマン(夜用おむつ)の中にさらにパッドをしいていました。
夜尿症 病院初診し検査を
幼稚園の年長時
2016年12月、幼稚園年長の冬。
ついに夜尿症外来受診。
まずは現在の子供の夜尿の状況を先生に話し、夜尿の原因を探るために「尿検査」と「エコー」をしました。
ここでわかる限りは異常なし。
診察後に「レントゲンと血液検査」
そして1か月後の再診、一週間前からの尿7日分を採尿すること。
就寝時に毎日の記録・再診前1週間の記録・3日だけの記録用紙を渡されを記載するようにと。
夜尿症 生活指導
夜尿症外来の先生からお話いただいた生活指導は・・・
1. 寝る3時間前からは飲食しない。
2. 夜ご飯について。
・塩分は控える。
(例えば味噌汁)
・牛乳などの乳製品を控える
(シチューやグラタンNG)
・カフェインをとらない。
ということを指示されました。
夜尿症 病院受診 -2【2017年1月】
記録と7日分の尿を提出
夜尿症外来 病院受診2回目。
親のみ受診して、自宅で採尿した尿7日分と記録を提出。
前回の受診時の検査結果がでて、内蔵の疾患などはなしだったので、わが子の場合は「夜間の抗利尿ホルモン不足」もしくは「膀胱容量の未熟」が原因ではないかと。
毎日の記録を続けて、2か月後に再診することに。
2017年1月の夜尿状況:21日間
2017年2月の夜尿状況:20日間
夜尿症 病院受診 -3【2017年3月】
毎日の記録を提出
夜尿症外来 病院受診3回目、親のみ受診。
記録を見てもらって、とりあえずこのまま生活に気をつけてみるようにと。
次回、2か月後に受診する。
2017年3月の夜尿状況:21日間
2017年4月の夜尿状況:9日間
夜尿症 病院受診-4【2017年5月】
毎日の記録提出
夜尿症外来 病院受診4回目、親のみ受診。
記録を見てもらって「薬物療法」にするか「アラーム療法」にするかを選択するようにと言われる。
すでに喘息・アトピーの薬をいろいろと飲んでいたので、これ以上薬を増やしたくない。
ということで、とりあえずこのまま生活に気をつけてみて、夜尿に変化がなければ次回からアラーム療法をすることに。
次回、2か月後受診する。
2017年5月の夜尿状況:11日間
2017年6月の夜尿状況:17日間
夜尿症 病院受診 -5【2017年7月】
毎日の記録提出・アラーム療法スタート
夜尿症外来 病院受診5回目、親のみ受診し、記録をみてもらう。
今回から、生活制限はそのままに、新たに「アラーム療法」を開始する。
とはいえ、自分で機械を取り寄せる必要があるので、本当のスタートは来月から。
いよいよ、アラーム療法スタートです!
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